

最終審査日の2日後のこと、いつものようにお稽古に伺った際に佐下橋司節先生から「第一席おめでとう」というお言葉をいただき、自分が『文部科学大臣奨励賞』を受賞したと知りました。
昨年から「上位賞を取りたい」という熱意をもって作品に取り組んでいたので、今回目標としていた最高賞を頂くことができた喜びと同時に、作品制作の過程でお世話になった先生方や家族への感謝の気持ちで胸がいっぱいになりました。
私は今回『石臺孝経』を書かせていただきました。
昨年の最終審査後に佐下橋司節先生から「この作品はいかがですか」と提案していただいたのが『石臺孝経』でした。横長で伸びやかな波磔が美しい、隷書特有の書体がとても印象的でした。後日、銀河書道作品展の会場で文部科学大臣奨励賞を受賞された方の『石臺孝経』を拝見し、細かな字まで完璧に仕上げられている作品を見て「私も挑戦したい」と思い、この題材を選びました。
作品制作の他に、受験勉強や所属している書道部の作品制作も重なりとても苦労しました。提出期限が迫る中、文字の多さに先が見えず不安と焦りで頭がいっぱいになりました。特に今回の作品は筆のコントロールや滑らかな曲線の表現が難しく、何度練習しても上達しなかったため、納得のいく作品が完成しないのではないかと心が折れてしまいそうな時もありました。作品完成が当初の予定通りにはいかず、自分の見通しの甘さを痛感したと同時に、計画性とそれを実行することがいかに大切か身をもって経験しました。
小学5年生の時です。
弟が通っていた桜華会本部で「お姉さんも良かったらどうぞ」と佐下橋先生からお声がけ頂いたのがきっかけです。
幼い頃から字を書くことに興味があり、家でも水書きを楽しんでいた記憶があります。銀河書道作品展では、年を重ねるごとに文字数が増え、完成度も上がっていき、その度に作品が評価されていく達成感を味わえます。
今でも書道を楽しく続けられ、入会を快く受け入れてくださった先生方に心から感謝しています。
日頃のご指導及び銀河書道作品展におけるご指導をしてくださった佐下橋先生をはじめとする桜華会本部の先生方、本当にありがとうございました。
入会の時期が遅く、周りの同級生についていけない不安を抱える中、先生方は私のペースを尊重し、ご指導くださいました。今日まで成長を見守ってくださった先生方の気持ちに応えられるよう、努力し励んできた結果、最高賞をいただくことができ喜びをかみしめています。作品が捗らない時には遅い時間までお教室を使わせていただくなど、常に親身に寄り添ってくださった先生方のおかげです。本当にありがとうございました。
これからも努力を惜しまず、先生方のもとで書道を続けていきたいと思います。
松尾節采さん『文部科学大臣奨励賞』ご受賞おめでとうございました。
最終審査であなたの作品が第一席に選ばれた瞬間、胸に込み上げる思いが涙になりました。この作品があなたのいろいろあった高校生活に有終の美を飾ってくれたという思いと、桜華会書道教室にとっても33年の銀河書道作品展参加で初めての第一席受賞に決まったという喜びが幾重にも重なりました。
あなたは小5で入会されてきました。既に学んでいた弟さんと今日まで休むことなくお稽古に通って来ました。ご両親は中学、高校受験期にもお稽古日時を調整しながら休ませることなく書の学びを継続させて下さいました。決して無理強いさせることなく、何があっても子供達を見守るご両親の姿に私自身が教わることもたくさんありました。
今回の「石臺孝経」は受験勉強真っ只中で、制作時間の捻出に苦労しましたね。ただあなたからは作品を必ず書き上げるんだという強い信念が伝わって来ました。元々の左利きであるあなたは、右手で細かい文字も間違えずに書くために発揮する集中力は他を圧倒していました。黙々と筆を進める半年間でした。
いつも口数の少ないあなたですが、離れて住むおじいちゃんおばあちゃんのことは折に触れ笑顔で話してくれました。遠方に住む自分達の成長を心から楽しみにして、これまでの銀河書道作品展の出品作全てを見せているとのこと、今回の作品も進捗を写真で撮って送っていると話してくれました。
「石臺孝経」の一節に「孝は親に事うるに始まり、君に事うるに中ごろし、身を立つるに終わる」とあります。
これからもあなたらしい孝の実践を続けて、ご両親とおじいちゃんおばあちゃんに栄誉を贈る人生を歩まれてください。今後のご活躍を心から楽しみにしております。


塾からの帰り道、電車に乗っていると、松藤書道塾からLINEが届きました。内容を確認すると、銀河書道作品展の結果の知らせで、『中華人民共和国駐日本国大使館賞』の文字を見てあまりの驚きで何度もスマホを見返しました。
ずっと憧れていた賞が頂けるなんて本当に夢のようですぐには信じられませんでした。最後の銀河書道作品展として悔いの残らないように、という一心で書いた作品なのでこの賞をいただくことができて本当に光栄です。
『三體千字文』を書かせて頂きました。
中学生の時に銀河書道作品展で三體千字文を見て以来、銀河書道作品展の集大成として出品する時は絶対に『三體千字文』を書こうと決めていたので、この題材を選ばせて頂きました。
作品は出来る限り、朝書くように先生からご指導頂いたので、早起きして作品を書く時間を作るようにしました。
また、以前に千字文を書いた時、文字を間違えて書き直したことがあったため、作品制作中は、間違えたらどうしよう、締め切りに間に合うだろうか、といった精神面での不安が多々ありました。
しかし不安と向き合いながらも締め切りまでに完成させることができたことは、私にとってとても大切な経験になり、この作品に取り組んで良かったと心から思います。
書道を始めたのは小学一年生の時です。
母が学校帰りに寄りやすい書道塾を探してくれて、駅から近い場所にあった松藤書道塾に入会することになりました。習い始めた時から先生方は優しく分かりやすく私に書道の面白さを教えてくださり、その温かい雰囲気のおかげで今まで一度もやめたいと思うことなく楽しく続けられたのだと思います。
小学生の時から今までずっと私にとって大切な居場所となってくださった先生方には感謝の思いでいっぱいです。
課題が上手に書けたり、何か賞をとったりした時には自分の事のように喜んで下さりそれがとても励みになりました。先生方と話す中で気持ちが楽になり救われたことも多くありました。
今回このような素晴らしい賞を頂く事が出来たのも先生方の丁寧なご指導と励ましの言葉のおかげだと思います。改めて私に書道を教えて下さった松藤春蝉先生、松藤司曄先生、中嶋藤粹先生に感謝を伝えたいです。本当にありがとうございました。
これからも沢山学び、精進しようと思います。
加藤曄延さん『中華人民共和国駐日本国大使館賞』受賞おめでとうございます。
お仕事で忙しいご両親に代わり「加藤の兄です」と小学校一年生のあなたを三歳年上のお兄ちゃんがよく迎えに来ていたことを昨日のように思い出します。
いつも教室では、静かにもくもくと筆を持ち書き進め、とても集中力のある生徒でした。また、満足のいかない時は、もう一枚書きたいと納得のいくまで書く、頑張り屋な一面もありました。
中学生になると銀河書道作品展で高校生が書いている千字文に魅了されたあなたは、中学二年の時には行書千字文に挑戦、三年では草書千字文と毎年1,000文字の作品を仕上げてきました。高校一年では、行書と草書の二體千字文の作品を仕上げたのですが、高校三年で三體千字文を書きたいとのあなたの意志を聞いた私たちは、楷書をしっかり学んでから三體に挑戦したほうが良いと考え、二年生では、あえて文字数を減らして楷書千字文を書かせました。この時にしっかりと楷書を学んだことが今回の三體千字文による受賞につながったと思います。
これからは、大学受験に向けてしっかりと勉強に打ち込んでください。
そしてまた、教室に来て書道に取り組むことが出来たら嬉しいです。期待しています。


夏休みの普段と代わり映えの無い日、関川司晶先生から『中華人民共和国駐日本国大使館賞』を受賞したという知らせをいただいた時は、本当に突然のことで、しばらくの間は実感が全く湧きませんでした。
頭の中が真っ白になり「本当に自分が?」と何度も心の中で繰り返したのを覚えています。今回の作品は、これまでの集大成として臨んだ最後の銀河書道作品展への出品作であり、持っている感性と力を精一杯込めて書き上げました。その作品が、このような素晴らしい賞を最後にいただけるとは夢にも思っておらず、この上ない大きな喜びであり、これまで積み重ねてきた努力や挑戦が形となって認められたことを光栄に思い、心から感謝いたします。ありがとうございました。
私は今回『三體千字文』を書かせていただきました。
歴代の先輩方がこの作品に挑戦している姿に見入り、私も挑戦してみたいと思ったのがきっかけです。私が得意とする楷書だけでなく、これまでお稽古で培ってきたことを満遍なく発揮するため、楷書、行書、草書の三つの書体が美しく表現されている『三體千字文』を選びました。自分の力量を試す挑戦として最適である作品になると考えたのも大きな理由の一つです。
作品を仕上げる上で最も苦労したのは、長文の中で文字の均衡と全体の調和を保つことでした。
三體千字文は文字数が多く1cm×1cmという小さなマスが連なっているので、一つの文字の形や位置が全体の印象に大きく影響するため、筆の運びには終始細心の注意を払う必要がありました。また、集中力を維持しながら期限内で作品を完成させなければならないプレッシャーや、学業と両立しながらの作品制作だったので締め切りに本当に間に合うのか不安の中で書き進めていました。お稽古だけでなく自主的に家でも書き進め、無事に期限内に完成することができたことに、安堵したことを鮮明に覚えています。最後の文字や落款を入れる際、緊張で手が震えてしまいました。作品を書いている最中、手が震えるのは書をしていて初めての出来事だったので驚きと焦りが入り交じっている中、自分を落ちつかせて無事書き終えることができました。
書を習い始めたのは小学校四年生の頃です。
元々書道を習っていた友達から遊びの延長線で連れて行ってもらい体験で硬筆を書いた時が始まりです。現在、友達は書道教室を辞めてしまったのですが、この書道教室を紹介してくれたことに感謝しています。
最後に、日頃よりご指導いただいている関川司晶先生に深く感謝申し上げます。
先生のご指導と励ましがあったからこそ、今回の作品を完成させ、賞をいただくことができました。関川先生とは進路のことや学校生活のことを隙間時間にお話させていただく機会があり、その時間は本当に楽しく、心に余裕ができたのではないかと思います。書道の先生として、また、人として尊敬でき、関川先生の書道教室に通えて良かったです。本当にありがとうございました。書道を始めてから家族からも字を書くことを頼まれるようになりました。今までには考えられない出来事です。
今後も努力を惜しまず、書の探求を続け、技術と表現力の向上に努めるとともに、高みを目指して自分の感性を大切にした作品づくりに挑戦していきたいです。
今後ともご指導のほどよろしくお願いします。
横山晶春さん『中華人民共和国駐日本国大使館賞』受賞おめでとうございます。
小学四年生の六月に新潟本部に入会されてから現在まで、お休みすることなくお稽古に通ってくれました。高校三年生で臨む最後の作品は三體千字文を迷いなく選びました。美術の大学への進学、その方面への進路を希望しているあなたは、書のお稽古の他に、デッサンのお教室にも週何日か通っていて、将来の目標もしっかりしていました。自分の手を描いたデッサンなどをスマホの写真越しに何度か見せてもらいましたが、完成度に驚きました。構図を的確に捉える視点や、バランス感覚に優れているのだなと感心しました。そのような忙しい中での作品制作でしたが計画的で、勉学と両立し、着実に進めていました。線質も細やかで、それでいて温かみのある清々しい作品となりました。
教室の締め切りより二週間も早く、ミスなく完成させた時には、周囲の生徒さんから拍手が起こり、目標となる背中を見せてくれました。湯島天神奉納書道展などの特別賞や、毎月の競書作品も最優秀作品に選ばれることが多くありました。小学五年での初出品「白雲万里」から八回目の出品となる今回、このような喜びの受賞につながり、指導者としてたいへん嬉しく、誇りに思います。静かな佇まいから溢れる闘志、さらりとこなす力量、高い自立心をもつあなたは書道研究銀河会の趣旨にもある「生まれつきの光に努力して深みを加える・・・」を体現していて、これからも夢の実現に向けて努力を惜しまず、歩んで行かれることと思います。
心より応援しています。そして、幼い頃より信じて支えていただいたご家族のご協力ご支援に心より感謝申し上げます。


お教室から届いた封筒を家族で開封し、『毎日新聞社賞』を受賞したことを知りました。
開封する前は自分の作品への想いや書いていた時の気持ちを思い出し緊張で手が震えていました。高校生活3年間の集大成として挑んだ作品だったためこの賞をいただけてとても嬉しく光栄に思います。
私は今回『三體千字文』を書かせていただきました。
1年生の時には草書の『千字文』、2年生の時には行書・草書の『二體千字文』を書いたのですが、どちらも悔いの残る作品となってしまい、今年こそは自分で納得のいく作品にしたいと思ったため、同じ千字文の『三體千字文』を選びました。
昨年、一昨年の反省から計画的に進めることを意識しつつ一文字一文字丁寧に書くよう心がけました。
昨年の11月より練習を始めましたが、この2年では書かなかった楷書体が難しく、慣れるまでに苦労しました。また、練習で思ったよりも時間がかかったため、清書は余裕を持って書き進められるように予定を立て、3年生になるまでにはなんとか楷書を書き終えることができました。3年生になると学校行事や勉強時間が増えたため、教室で過ごす時間は1秒たりとも無駄にせず、集中して書くようにしました。
行書・草書は過去の経験が役に立ったのかスラスラと筆が進み、気が付くと5〜6時間書き続けていることもありました。
佐伯方舟先生、金田翠夢先生のサポートもあり、締め切りよりも早く作品を仕上げることができました。
私が書道を始めたのは小学校5年生の時です。
友人の紹介で体験した際、書道に惹かれ、先輩方の作品を拝見して憧れを抱いたため書道を習うことに決めました。
私が『三體千字文』を仕上げてこの賞を受賞できたのは佐伯方舟先生、金田翠夢先生のご指導のおかげです。
書道について何もわからない私を丁寧に、熱心にご指導いただき感謝申し上げます。
これまでの経験と先生方からのお言葉を胸に、より書道に精進していきたいです。今後ともご指導よろしくお願い致します。
田中燕舟さん『毎日新聞社賞』受賞おめでとうございます。
あなたが小学校5年生で恵比寿教室に入ってきた時、始めから、それほどの緊張感もなく、大きな瞳をキョロキョロさせながら、「書道」というものに、とっても興味を持ってくれたことが今でも大変印象に残っています。
余程のことがない限り、お教室を休むことはなく、国立大学附属の小学校・中学校・高校と順調に進学しながら、同時に書道にも熱心に取り組んできました。また、3歳年下の妹さんも入会し、一緒にお稽古に来ています。ご両親のバックアップ体制も万全と感じました。
あなたは大変明るくオープンな性格で、あなたが教室に現れると、途端に賑やかな雰囲気になります。しかし、一旦筆を持つと、作品制作に対する集中力には淒じいものがあり、我々指導者は、驚くと共に感心させられるあなたの姿があります。実は昨年、一昨年と、高1で千字文1,000字、高2で二體千字文2,000字の作品を仕上げていましたが、どちらも自分自身で満足が出来ず、悔いが残ったと我々に何度も語っていました。そして最後になる高3の銀河書道作品展では、自分が心から納得できるように取り組もうと決心し、今回は三體千字文3,000字への挑戦をいたしました。昨年の11月には取り掛かり、揺るがない意気込みを見せてくれました。3,000字への挑戦に対し、緻密に字数と時間を計算し、自分なりにしっかりと計画をたて、慎重に心を落ち着かせての取り組み、我々指導者は、ちょっと心配しながらも本人の意志を尊重することとし、その長く厳しい道のりを、温かく見守ることにいたしました。絶対に間違えないこと、締め切りを守ること、一文字一文字丁寧に対応すること、それを固く心に決めた後は、若者の清々しい気迫のようなものも伝わってまいりました。そして7月には余裕を持って締め切り前に書き上げました。完成直後のあなたのかなり興奮した声と満面の笑みは、本当に忘れられません。まさに17歳の自分自身との熱い闘いを制した達成感に満ちた表情でした。
銀河会の高校3年生は皆同じですが、高3という大切な年にあたり、受験勉強と並行しての三體千字文3,000字。こんな貴重な試練の時を経験し、それを成し遂げたことは、あなたの長い人生の大きな財産となったものと我々指導者は確信しています。
いつも明るく朗らかで、大きな眼をキラキラと輝かせているあなたは「やる時はやる!」を実践してくれ、芯の強さを見せてくれました。本当におめでとう!


予備校の授業が終わったあと、松藤書道塾からのLINEに気が付き、『毎日新聞社賞』の受賞を知りました。
その後、電話で先生と直接お話をし「おめでとう、高校2年生で一番よかったよ。」と言っていただいたことで受賞の喜びを改めて実感しました。これまでの努力が評価されたと感じ、嬉しさがこみ上げてきました。
行書と草書の『二體千字文』を書かせて頂きました。
昨年は、高校受験のために作品制作に取り掛かるのが遅くなって近代詩文書作品を出品したので、今年は、早くから作品制作に取り掛かり、2,000文字を無事に書き上げることが出来ました。
作品を書くにあたり、全体のバランスに注意しました。升目の中での白と黒のバランス、余白を意識しながら書き進めました。特定の文字が目立たないように、画数の少ない文字の線の太さや文字の大きさには、特に注意しました。
また、作品制作の時間を作ることも大変でした。
作品作成期間は、定期考査や文化祭といった学校行事や部活動で忙しく、作品の終盤では期限までに書き終わるのかという不安がありましたが、限られた時間の中で全力を尽くそうと思い、集中して作品を完成させることが出来ました。
最後に名前を入れ終えた瞬間は、達成感で満ちていました。
4歳上の兄が先に松藤書道塾に通っていて、私も4歳の誕生日を迎えてすぐに入塾しました。
初めて筆を持ち、墨で文字を書いた時に感じた楽しさや、わくわくとした気持ちは今でもはっきりと覚えています。また、教室で文字を書いていると自然と集中し、無心に文字を書くことができていたように思います。
この度は『毎日新聞社賞』という、すばらしい賞をいただきまして、本当にありがとうございました。
幼い頃から、丁寧にご指導いただいた、松藤春蝉先生、松藤司曄先生、中嶋藤粹先生に感謝申し上げます。教室に行くたびに、私が落ち着いて作品作りに取り組めるように環境を整えてくださったり、その日の文字の状態を見て適切できめ細やかなアドバイスをくださった先生方のおかげで最後まで作品を書き上げることが出来ました。
今後も書道をつづけ、文字を書く楽しさを感じながら様々な作品に挑戦し、成長できるように努力し続けていきたいです。これからもご指導よろしくお願いいたします。
梅原藤媛さん『毎日新聞社賞』受賞おめでとうございます。
4歳になったばかりの幼いあなたが、ピンク色のスモックを着てお兄ちゃんの隣りに座り、小さな手で大筆を持ち、半紙に一生懸命に文字を書いていたのが昨日のことのように思い出されます。
幼年の頃からあなたの書く筆文字は、勢いがあり線質も美しいと感じていました。小学生になるとその文字の美しさは更に磨きがかかり、小学3年生の冬には、千葉県書き初め展覧会で学校代表となり、席書大会にも出場、その作品が地方新聞にも掲載されました。この席書大会出場をきっかけにあなたは、更なる上達のためには、どのようにしたらいいかと私に問いかけてきました。私は、無理を承知で「条幅作品を毎日3枚以上、年間1,000枚以上を自宅で書き、週2回のお稽古に書いたものを必ず持ってくるように」と課しました。すると本当に毎回、条幅作品を持って教室にやってきて、更に教室では、何時間も半紙のお稽古をするようになりました。これを小学校高学年の3年間続けたことは、脱帽のひとことにつきます。
中学生になると部活動もあり、教室には週1回通うことにして、自宅では、銀河書道作品展の作品作りに向けての練習を毎日欠かさず行うようになりました。そして、中学3年生の時に中学生の第一席『毎日新聞社賞』を受賞しました。
昨年は、高校受験のために半年間休会して、高校生になり教室に帰ってきました。この時は、多字数の作品を書く時間的余裕がないので、近代詩文書作品に取り組みましたが、天性の線質の美しさで素晴らしい作品となり、近代詩文書作品としては、初めての市長賞を受賞しました。
今年は、筆の動きを活かした行書と草書の二体による千字文を書き上げ、みごとに今回の受賞につながりました。
電話で受賞の知らせを伝えた時に、電話の向こうの声がとても嬉しそうで、私達もとても嬉しく思いました。
来年は、高校生活最後の年に相応しい作品を期待しています。


須田景邦先生から受賞の連絡と不在着信があったのに気づき、慌てて電話をしました。
頂いた賞を知ったときはびっくりしましたが、頑張って書いた作品だったので、受賞はとても嬉しく、安心しました。
中学一年生のとき、文字の感じが好きだったので千字文節を書きました。中学三年生になったいま、千字文全文に挑戦しようと思い、この作品を選びました。
千字文の文字は自分にとって馴染みがあって、すべて違う字が並んでいるという面白さもあり楽しんでできました。初めは行書で書こうと思っていましたが、須田景邦先生の助言もあり、私は楷書の方が好きだと気付かされ、楷書で書くことにしました。
旧字体の漢字や、見たことのない漢字が多く、字形を間違えないように注意するのが大変でした。
また、初めて文字数の多い作品を書いたので、疲れないように少しずつ書きました。毎日のように教室に通っているのにあまり書き進んでいないと感じ、くじけそうになることもありましたが、千字文を書くことは楽しかったので、地道に書き続けました。
三歳の時に教室に通い始めました。
物心がついたときには教室に通っていましたが、書道セットを買ってもらったとき、初めて見る硯や下敷きに興味津々だったことを覚えています。小学校高学年になり、銀河書道作品展の作品作りにより熱心取り組むようになると、書道にやりがいを感じるようになり、楽しく教室に通わせていただいています。
作品を仕上げるにあたって、準備から捺印まで、須田景邦先生にはたくさんお世話になりました。
私が一枚目を汚してしまったときは、先生、私ともにかなり焦りましたが、汚した作品も最後まで書ききりたいという私の気持ちを尊重してくださいました。その結果、二枚目を書き上げたのは期限直前となってしまいましたが、そんな私を最後まで温かく見守ってくださったのは、今でも本当に感謝しています。
先生の優しさがあったからこそ、私には大きな挑戦だった1,000文字の作品を書ききることができました。これからは、楷書だけでなく、行書や草書、仮名の勉強により精を出したいと思っています。千字文を通して感じた書道の楽しさを忘れずに、これからも努力していきたいです。
曽根春花さん『毎日新聞社賞』受賞 おめでとうございます。
あなたの受賞を耳にしたとき、書き終わらないかもしれないと不安に思いながら頑張って書いていた姿が思い出されて、胸が熱くなってしまいました。学業にいそしむ中、部活、生徒会活動、習い事等多忙なスケジュールでも手を抜かず一つ一つしっかり励んでいるあなたの姿は頼もしい限りです。
今回あなたは、千字文が好きということで、楷書千字文を書き始めたのですが、順調に書き進めていた時、片付けの途中で墨がポトンと落ちて紙を汚してしまいました。一瞬時が止まった気がしました。翌日「汚してしまった作品だけれど最後まで書き上げたい」とあなたは言って、黙々と書き進めました。
二枚目を書き始めた頃から学校行事などが多く入って来て、書ける時間が限られてきてしまいました。汚してしまった時に新しい紙に書き始めていたら少しでも楽だったのではないかと私自身が気をもんでしまったのですが、あなたは書きあがらないかもしれないという不安を押しのけて、一枚目より一層細心の注意を払いながら力強く書いていました。書きあがった時は、私もホッと胸をなでおろしました。
この千字文の作品作りを通して学んだことを活かして、更に、夢に向かって進んでいってほしいと思っています。
いつもいつも応援しています。


教室の先生からLINEで「小学生の部の最高賞を受賞しましたよ」という知らせをいただきました。
ちょうどお盆休みで家族と帰省中だったため、地方に住む祖母にタイミングの良い報告ができました。
「良かったね、がんばったね。おめでとう」と両親も含めてみんなで祝ってもらえました。そして家に戻ってから一緒に住んでいる祖父母も本当に喜んでくれて、みんなが嬉しそうで、自分もとても嬉しかったです。
『光風動春』を書きました。
書きたいと思ったお手本の候補が4つありましたが、この「光風動春」は、自分の名前の漢字「陽」と、何か共通点があるように感じました。「光と風が春を運んでくる」「寛大な心が幸福を呼ぶ」という意味と、両親が付けてくれた名前の「陽」の意味が似ているかもしれないと思い、このお手本に決めました。
「風がまえ」と、中に入れる字の配分に気をつけながら書くことと、「動」の横線の間隔を右上がりに均等に入れる所が難しかったです。
また、それぞれの漢字が大きすぎず小さすぎず、バランスがとれているかどうか、画数の少ない漢字は少し太めに書けているかどうか注意して書きました。名前が3文字なので、名字2文字と名前1文字を入れる場所にも気を配りました。
親戚が書道を教えているので、幼少期から筆をさわり、小学生にあがってから、親戚と祖母の勧めで、銀河会朝志ヶ丘本部に入会しました。
最初のお稽古で、先生方がとてもほめてくれて、やる気が出てきました。自分でも熱心に挑むようになり、頑張って書くという事が身についていき、書道を始めて良かったと思いました。
佐伯司朗先生、佐伯方舟先生、岩城司宏先生、田中秀歌先生いつもご指導をありがとうございます。
自分では良く書けたと思っても壁に貼ると気付く点があり、そんな時は先生が筆運びのポイントや注意する点をくわしく説明してくれました。朝志ヶ丘教室は中高生の先輩が多く、部活や通学で大変な中、真剣に作品を書いている姿を毎年たくさん見ています。中学生から1文字1文字が小さくなり、学ぶ書体も増えていきます。自分にも書けるのか少し不安がありますが、書くことが楽しいし、達成感も好きなので、これから書いたことのない書体を学ぶのが楽しみです。先生方の熱心なおけいこのお陰で小学生最後の作品をすばらしい賞で飾ることができました。これからもご指導をよろしくお願いします。
田中陽さん『毎日小学生新聞賞』おめでとうございます。
小学生の最高賞という素晴らしい賞を受賞されたこと指導者一同、大変嬉しく思います。
毎回のおけいこで、常に熱心に取り組み、日々ひたむきに努力を積み重ねた成果が実を結びましたね。朝志ヶ丘教室に入会してから、銀河書道作品展、学校の埼玉県書初め展、硬筆展、書写検定等、どれも人一倍熱心に取り組み、書初め展や硬筆展では学校で優秀な成績を残しています。今回の『光風動春』は、制作中に過去の作品集を見てたくさん勉強しましたね。研究熱心な姿がとても印象的です。常に黙々と書き続け、納得するまでどの課題にも挑戦する姿に私たちも感銘を受けています。また、最近は低学年の入会が増え、6年生のあなたは、その中でお手本となるようなしっかりした姿勢でおけいこに取り組んでいます。その一方で朝志ヶ丘教室は、中高生が多く、銀河書道作品展の作品が完成すると教室にいるみんなが拍手をしたり、中高生同士で励まし合い高め合う姿を見てきたかと思います。来年から中学生になりますので、朝志ヶ丘教室の先輩たちの姿を目標とし、大きく成長してください。そしてあなたのご家族や、まわりの方々は書道に対してとても理解があり、本当に温かく見守ってくれています。今回の受賞も大変喜んでくれたと聞きました。いつも温かく見守ってくれているご家族に感謝して、これからも精一杯、個性を伸ばしてください。楽しみにしています。
文章推敲・校正/伊藤藍・長野さやか・直井彩・正田智恵・吉田麻由