無限への挑戦　現代の書壇に新鮮な魂を!!

第47回　日本書展公募規定

　書道界の総合団体として、これからの日本書道の興隆発展のために「第46回日本書展」を開催します。
　現代書道研究所は、作家精神の自由と独立を尊重するため、アンデパンダン形式によるアンデパンダン書道展を昭和43年以来１1回にわたって開催、書壇の実績向上のために十分な成果をおさめたものと確信しています。そして、昭和５４年から、日本書展の名のもとに、全国的規模の公募書道展を開始いたしました。さらに、中華人民共和国・大韓民国の方々の書も迎えて、国際性豊かな書展へと発展してまいりました。また昭和63年には、文字の祖国中国（北京市と上海市）において海外展を開き、きわめて本格的な水準の高い書の学習団体であると評価されました。
　さらに平成４年には中国・北京市の革命歴史博物館において中日女流書道展を開催し、中日両国の女流書家との交流を通して、国際親善に貢献しました。
　中国・日本の古典に根ざした科学的な書の造型をもとに、21世紀における「書」とは何かを追求いたします。
　書の世界は無限です。
　書を開拓するための知恵も能力もまた無限が期待されます。
　あなたは、その無限に挑戦してくださるでしょうか。
　無限への挑戦―それが「日本書展」です。

日本書展要項

• 会場・会期＝東京都美術館　2階展示室
  　　　　　　　　　2025年10月16日（木）〜10月22日（水）
  　　　　　　　　　※10月20日（月）は、休館

• 作品内容＝将来に向かって文字を表現する意識のある作品を求める。旧来の書道展のような部門は設けない。従って内容・表現共に全く自由である。
  （漢字・かな等の部門は特に規定しない。古典的・前衛的といった分類もしない。また墨紙等に限るというな表現制限もしない。）
  個性ある創造性豊かな作品を歓迎する。

• 出品資格＝年齢１８歳以上の者。第一科と第二科とに分ける。
  第一科（専門部）　本展より資格を認められた者（本展内規による）。
  第二科（一般部）　上以外の者、または日本書展に初めて出品する者。
  　　　　　　（Ｕ23）　　第二科に出品する者で23歳以下の者。出品料の面で優遇される。
  　　　　　　　　　　　　ただし、鑑別審査は第二科の基準とする。
  ［注意］�@Ｕ23の者で過去の受賞歴により第一科に出品する者は第一科の出品規定による。
  　　　　　　出品料の優遇はない。
  　　　　　�A第一科の出品作品でも鑑別の結果、第二科に編入することがある。

• 出品点数＝第一科　一人の使用壁面が縦十一尺（3.3）×横八尺（2.4）以内自由。
  ただし、軸装の場合、本紙の縦九尺以内、横七尺以内とする。
  第二科　Ａ寸法、Ｂ寸法、Ｃ寸法以内の大きさに限る。
  軸装仕上がりは縦八尺以内とする。

• 鑑別料＝無　料

• 出品料＝表装仕上がり寸法により、後日請求いたします。
  ［落選者は不要」（本紙の寸法ではありませんのでご注意ください。）

• 仕上がり寸法　　タ　テ×ヨ　コ

  Ａ寸法（二科）
  1.82（6尺）×0.61（2尺）、0.61（2尺）×1.82（6尺）、0.91（3尺）×0.91（3尺）、半切軸装

  Ｂ寸法（一科・二料）
  2.42（8尺）×0.61（2尺）、0.61（2尺）×2.42（8尺）、1.82（6尺）×0.91（3尺）、0.91（3尺）×1.82（6尺）、1.21（4尺）×1.21（4尺）、巻子・全紙軸装

  Ｃ寸法（−科・二料）
  2.42（8尺）×0.91（3尺）、0.91（3尺）×2.42（8尺）、1.82（6尺）×1.21（4尺）、1.52（5尺）×1.52（5尺）、全紙一枚半継軸装、6尺×3尺本紙軸装

  Ｄ寸法（一科）
  3.03（10尺）×0.91（3尺）、1.82（6尺）×1.82（6尺）、2.42（8尺）×1.21（4尺）、全紙二枚継軸装

  Ｅ寸法（一科）
  3.33（11尺）×2.42（8尺）

• 鑑別・審査＝審査は本展同人会員による当番審査員制とする。
• [本年度当番審査員]
  審査員長　佐伯司朗
  副審査員長　佐伯方舟
  審査員　古川司源　他
  [最終選考外部審査員]
  大谷洋峻　(日本書道美術院理事長)　

• 褒賞＝日本大賞
  内閣総理大臣奨励賞・文部科学大臣奨励賞・東京都知事賞・中華人民共和国駐日本大使館賞・毎日新聞社賞・全日本書道連盟賞(以上、申請中)
  最高顧問賞・所長賞・理事長賞・推薦・特選・秀作・優作・佳作・褒状など(予定)　
• 会期中には、臨場解説などのイベントを開催予定。

• 鑑別作品＝搬入（表装不要〉
  ☆郵送分　8月2日（土）作品出品票を添えて日本書展事務局必着
  ☆持参分　8月17日（日）日本書展事務局（朝霞市三原3-7-15）

• 主催＝現代書道研究所（佐伯司朗主宰）
  〒150-0013　東京都渋谷区恵比寿1-9-10-202
  電話　03-3440-3478

• 後援＝中華人民共和国駐日本大使館・毎日新聞社・東京都・(公社)全日本書道連盟(以上、申請中)

• 日本書展事務局
  〒351-0025　朝霞市三原3-7-15
  電話　048-466-5504
  ＦＡＸ　048-465-8862

  ※日本書展に関する問い合わせ・その他はすべて日本書展事務局へお願いいたします。

  詳しい公募規定・出品票などをご希望の場合は、住所・氏名・電話番号をＥメールでお知らせください。